岡ノ谷城縄張図(国土地理院の電子地形図25000)
永禄12年大河内城攻めの織田方の陣城を探す中で、気になっていたので見に行ってきました、結果として織田方の陣城との確証は持てませんでした。
大河内城の北、約2kmの位置にある標高約80m(比高約40m)の低丘陵の東先端部が岡ノ谷城です。
城の遺構は、全長約20mの単郭で北、東、南を3~4mの切岸で切り落としていますが、風化の為か郭の縁はあいまいになっていますが、北の先端付近には虎口が開いていました。
西側は尾根は、2重の堀切で内側のものは、南側の切岸の下を空堀状となって伸びています。
南に2本、北に3本の竪堀が見られました。
内側堀切写真
外側堀切写真
堀切、横堀結合部写真
横堀西側写真
横堀東側写真
遠景写真
- 参考文献
webサイト
「山城放浪記」さん
「三重の山城巡りへようこそ」さん
を参考にさせて頂きました、有難うございます。
三重の山城~さんは三重の城では、必ずと言っていいほど目にする
青いプレートの「松猪」がやってておられるサイトです。
株式会社 新人物往来社 昭和55年8月15日発行
日本城郭大系 第10巻 三重・奈良・和歌山