成合遺構縄張図(国土地理院の電子地形図25000)
長年にわたり丹波地区で城郭調査を行われている、S氏が最近確認された城跡?です。
新名神高速道路高槻ICの西側の削り残された丘陵(標高75m/比高約40m)のピークに今回の成合遺構がありました。
三段の削平地が残り、上段の削平地(郭)は東、北、南に最大高さ2mの土塁がある約15×10mの狭小なもので、西側には土塁がなく、中段の削平地(郭)に開いています。
中段の削平地(郭)は15×15mで、東以外の全周に土塁があり、南西角の土塁が切れいるところが虎口ではないかと思われます。
下段の削平地は、不定形のやや広いもので各地に土取りの様な跡があるが郭の様に思われ、西側の中段の削平地との境目から下る竪堀状のものが見られるがその北側は竪土塁の様になっています。
全体的に見て城跡の様に思えますが、地元でも伝承はなく記録にも表れないので確実とはいえませんが?
上段の郭写真
上段の郭内部写真
中段郭写真
中段郭虎口写真
竪堀?写真
竪堀、竪土塁?写真
遠景写真
- 参考文献
ありません