長谷山城(国土地理院の電子地形図25000)
2018年6月4日のブログ「長谷山城」に関して。主郭より東に下る尾根上に郭群を確認しました。
主郭と思われる上下2段となる削平地と、その下2段の削平地が確認できました。
主郭と思われる郭は、背後の堀切に面した土塁があり、下段の南側に虎口と思われる落ち込みがあります。下段の北側に上段に向けて溝状になっている所が有りますが虎口に関連するものかもしれません。北の斜面には5本の竪堀列(畝堀)があります。
長谷山城の主郭との中間付近には北から東にかけて土塁がある小郭あり、その東切岸は高く根元は空堀の様に見えます。
兵庫県の遺跡地図では長谷山城の北の標高188mの山頂は含む北東方向、南西方向に延びる尾根は「矢谷城(№810079)」とありますが、今回の尾根を含む長谷山城は遺跡には上げられていません。
上の小郭の土塁写真
上の小郭の切岸、空堀写真
主郭背後の堀切写真
主郭土塁写真
主郭虎口写真
主郭北斜面の竪堀列(畝堀)
遠景写真
- 参考文献
webサイト
「山城賛歌(闘城賛歌)」さん参考にさせて頂きました。
兵庫県考古博物館ホームページ
埋蔵文化財調査 遺跡地図