大陣縄張図(国土地理院の電子地形図25000)
昨年、充分見れなかった大陣を再び見てきました。
結果、表邦男さんの縄張図から見るとやはり7割位が確認できる限界です。特に東側の2重の土塁線は、藪特に荊がきつく顔、手が傷だらけになりながら部分的に隙を狙って入りましたが、連続的につながりを確認できず残念でした。
今回、歩いてみると地元の方が立てたと思われる「陣ヶ嶺」「馬場」「鏡岩」「南虎口」等の看板が草木に埋もれているのを見たので、過去に地元の方が整備された様ですがその後放置され藪化が進行したようです。
表さんが調査されたのが、20年前なので状態が良かったのこも知れません。
中央土塁張出部写真
東端虎口写真
空堀西端写真
- 参考文献
大陣を含め広島の城についてお教えいただいた表邦男さんの御本が出ます。
株式会社 溪水社 2021年2月1日発行
表 邦男氏著 広島の中世城館を歩く