東河内城縄張図
豊岡市の東部日高町には特色のある城がいくつかあります。
今回の東河内城は、スキー場の集中する神鍋高原内で神鍋山の東に東河内の集落があります。
その集落に覆いかぶさるような尾根の上に東河内城はあります。
此処にはかってフィールドアスレチックがあり、城域はそれに使われたようです、現在も器具の残骸が残っています。
南に向かって降る斜面の南北に空堀で遮断しています。南の空堀は郭面よりの深さは現状で２ｍ前後、北の空堀は土塁上面から
５〜６ｍの深さがあります。この空堀の北に郭があり、この郭に東側の斜面を切り落とした腰郭を通って道が取りついています。
西側は沢に落ち込んだ急斜面になっています。一見すると山に上がった居館のような気もしますが、前述の様に
郭内部は傾斜しており建物が有ったようには思われません。
北側空堀写真
郭全景写真
南側空堀写真
- 参考文献
