脇谷城縄張図(国土地理院の電子地形図25000)
坂内川に沿って連なる丘陵の北端が、永禄12年の織田信長による伊勢侵攻の際に籠城戦が行われた大河内しろで、その南西1km脇谷集落の背後(北)のピーク(標高164m/比高70m)が脇谷城です。
山頂部(西)とその東に郭があり、いずれも切岸は5m強あり、郭上にあがるところが見つからない。
西側の郭の南には鞍部をはさんで郭があり、その南は規模の大きい堀切で遮断しています。
西と東の郭の間は平坦になっていて郭と思います、西と東の郭の裾部は竪堀で回り込めないように遮断しています。
西郭写真
西郭北側竪堀写真
南郭南側堀切写真
南郭南西角竪堀写真
東郭北側竪堀写真
遠望写真
- 参考文献
伊藤 徳也 氏著 2022年2月8日 発行
再発見 奥伊勢の城