2019年7月2日のブログ狗尸那城において鳥取県埋蔵文化財センターにより発掘調査が行われており、その現地説明会が19日開催され参加しました。
標高352m(比高でも250mを超える)険しい地形の山城の発掘調査は珍しく、調査の成果として約30m×20mの主郭において面積の半分占める5間×4間の礎石建物が検出されています、今までこの様な山城では考えられない事と思います。
(以前、奈良県の龍王山城で礎石建物が発掘で検出された事がありますが)
狗尸那城の名について古くからそのような地名が現地にあるのか尋ねたところ、そのようなことは無いと回答があり不思議な感を持ちました。(狗尸那掲羅・クシナガラ、釈迦入滅の地)鹿野城の別名として王舎城がありますが、これと関連があるのか?
また三徳山超えのルートとの関連等から狗尸那城の築城経緯を考える必要があるのかも。
集合場所から現地までマイクロバスで送迎してもらい楽をさせていただきました。
主郭写真
横堀写真
遠景写真
- 参考文献
狗尸那城跡 現地説明資料