奥の谷城・峰出城・北谷城 伊賀老川の城

  • 城名 奥の谷城・峰出城・北谷城  
  • 所在地 三重県伊賀市老川

伊賀の城館は一つの集落に複数の城館があることが多いが、伊賀市東部の伊勢国境(白山町)に近い老川は南北約1km谷間の小さい集落だが、島野氏城、若山氏城、若山氏館、城山城(Googleearthでは五日市城となっているが出典不明)と今回の奥の谷城、峰出城、北谷城の7つの城館が集中している。

奥の谷城は、島野氏城、若山氏城と同じく集落東の尾根のピーク(標高約380m/比高約50m)を掘りこみ周囲を土塁状に残した郭で、南西角が虎口と思われ伊賀の城多く石が積まれているがここも石が見られる。この城の特徴は南に続く尾根を2重の比較的規模の大きな堀切、竪堀で遮断している。

峰出城は、林道をはさんで尾根先にあり後世墓地に利用にされたようで改変が激しい。

老川を赤色図で見ると若山氏城の北尾根上(標高約445m/比高約100m)に気になる地形があるので、伊賀城研に確認すると調査済みで北谷城と教えもらったので行ってみると低切岸で囲まれた砦跡のように見えた。東に空堀の痕跡、郭の東から北にかけて土塁痕跡。南西角にやや高い土塁が見られ、全体的な感じは西にある桐之木の砦(2013年12月5日ブログ)と同じように感じた。

 

奥の谷城・峰出城縄張図(国土地理院尾電子地形図25000)

 

奥の谷城写真

虎口?

堀切

 

峰出城写真

 

北谷城縄張図(国土地理院尾電子地形図25000)

 

北谷城写真

遠景

 

  • 参考文献

   伊賀中世城館調査会 平成9年3月31日

    伊賀の中世城館

   伊賀中世城館調査会 昭和55年3月3日

    調査日誌第17号 古城雑記

   伊賀中世城館調査会 昭和57年1月20日

    調査日誌第44号 古城雑記