万歳山城
北尾根(土塁)東先端の堀切
最近若いころ行った城で、あまりよく見ていなかった城を見直しています。
先日行った岐阜県垂井町の菩提山城は、当時は整備がされておらず主郭以外は藪状態で、台所郭の藪の中から出ると10m位の所で散弾銃を向けられたという怖い思いをしましたが現在はよく整備されて気持ちよく歩けました。
今日は、奈良県葛城市の万歳山城へ行きましたが非常に状況は悪く、当時は竹内峠から二上山に行く登山道から東に尾根伝いに行きましたが、現在は登山道が通じていて迷うことなく行くことが出来ます。ただ登山道は人が歩く幅は明けていますが周りは笹藪で周りの木々も大きくなり全く見通しがききません。今日は5組くらい人と会いましたがこんな所を歩いても楽しくないように私は思いましたが。
城域に至っては以前(40年前)は、城郭大系の縄張り図を見ながら殆ど(東尾根の郭群以外)遺構を見ることが出来ましたが、今日は笹、低木、檜が密生して郭内に入る事も困難な状態でした。冬枯れの時期でも同じようなものと思います。
唯一当時と同じように見る事が出来たのは北尾根東先端の堀切だけでした。