上平寺城縄張図(国土地理院の電子地形図25000)
伊吹山の南に下る尾根の標高663mのピークから約400mにわたって上平寺城は築かれています。
滋賀県中世城郭分布調査6の上平寺城(刈安尾城Ⅱ)の解説では、城域は「大方が熊笹の密生する中にあり~人をよせつけそうもない厳しい状況下にある」とあり、ながいあいだ訪れることはできないと思い込んでいた。
整備が行われたことを知り思い切って行って見ると、時間はかかるがわりと簡単に行くことが出来た。
予想以上の規模でヘトヘトになり下山。
この日は、鹿3匹、猿十数匹、山頂郭の入り口ではボス?猿と数分間睨み合い、最後に車に乗り込むと右手人差し指に蛭が、米原市の資料館により係の女性にその話すると伊吹山は蛭のメッカと仰る思わず苦笑い、数日血が止まらなかった。
山頂郭写真
山頂郭背後堀切写真
山頂郭下(南)郭写真
中央堀切上(北)の郭写真
中央堀切写真
南郭東の土塁写真
- 参考文献
滋賀県中世城郭分布調査6(旧坂田郡の城)
戒光祥出版株式会社 2014年8月8日発行
城郭談話会編 図解 近畿の城郭1