馬頭城縄張図(国土地理院の電子地形図25000)
先日の、平木土塁と同じく広瀬二郎氏が確認された仮称(以下略)馬頭城へ行ってきました。
金山城から南西約800mの尾根続きで標高501.4m(比高約250m)の三角点のある山頂に馬頭城は有ります。
三角点の近くにあった木の標識に「馬頭」とありましたが、山の名前か字名か私には分からなかったので城名は馬頭城としました。
山頂の南北約25mの削平地は主郭と思われ、その南西角に虎口が見られ南の小郭は虎口に関連する郭ではないかと私は思います。
さらに西から南にかけて腰郭が巡っています。
何れの郭の切岸は、高さ1.0~2.0mの明確なものです。
腰郭から南約15m下がった所にも切岸(堀切かも)があります。
単純に金山城との関連だけでなく、高橋氏によれば内藤宗勝の侵攻の際に作らた事も考える必要があるとのことでした。
主郭南切岸写真
南小郭写真
主郭虎口写真
内側より
外側より
西腰郭写真
南端の切岸写真
遠景写真
左の三角形の頂きが馬頭城・右端は金山城
- 参考文献
特にありません