仮称穴裏峠城

仮称穴裏峠城縄張図(国土地理院の電子地形図25000)
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仮称穴裏峠城位置図(国土地理院の電子地形図25000)

仮称穴裏峠城は兵庫県遺跡地図等には未記載の、未確認の城です。
ホームページ丹波霧の里の管理者である天々宇知栗さんが、
芦田氏に関連する城を調査する際に発見されたもので、
当然、仮称穴裏峠城には天々宇知栗さんに案内していただきました。
芦田氏の本城、小室城の東の谷を入る道は福知山市の榎原に至りまが、
この道の穴裏峠を警戒できる標高395mの山上が仮称穴裏峠城です。
遺構は、東西に分かれ東の遺構は山頂部分で中央部は0,5m程度高くなり
周囲を帯び郭状の削平地が取り巻いています。
郭群の中央に幅10mの堀切が有りその西側に西側の郭がありました。

東郭上面写真

東郭中段写真

西郭先端写真

中央堀切写真

  • 参考文献

丹波霧の里の内の近畿の山城
 栗住城 瑞雲寺城(仮称) 滝ノ奥砦(仮称) 穴裏峠城(仮称)
戎光祥出版株式会社
 城郭談話会編 図解 近畿城郭辞典5 巻末城郭一覧表内